自然界には美しい幾何学が存在しています。例えば、貝殻は大きさの異なる四角形の内に描かれた円弧を繋げることで美しい螺旋を描いています。同じ形を回転し、スケールを変えるといった単純な操作の繰り返しでこれほど複雑な形状を生み出しています。

パラメトリックシェル画像

パラメトリックデザインは自然界の形状同様に、ある決められた操作を組み合わせ、操作に付随するパラメータを変更することでデザインを行います。

ここでは、パラメトリックデザインを造形空間設計でどのように活用の事例を紹介します。パラメトリックデザインは、モデリング処理をロジカルに考え、処理を組み合わせて形を作る手法です。スケッチを描く際に、微細な調整を何度も重ねて線を引くように、処理の組み合わせやその数値の調整によってモデルを作ります。大まかな処理の順序とそれに付随するパラメータによって、無数の同族の形を生み出します。

パラメトリックシェル画像
パラメトリックシェル画像

パラメトリックシェルを作り、3DプリントでformlabsのForm2印刷しました。

デザイン・モデリング:石津優子
モデル印刷協力:デジタルファクトリー株式会社